無人島に生きる十六人 ★★★★


無人島に生きる十六人
須川 邦彦

発売日 2003/06
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明治時代に帆船で航海に出たおっさん達が
座礁無人島に流れ着いてしまう。
実際にあった話を元にしているようなので、すごく淡々と話は進みます。
特に漂流するまでは少し退屈。


だけど、漂流し無人島で暮らし始めてからは、
淡々としているけどすごく面白い。
ウミガメを捕まえたり魚を釣ったりアザラシとなかよくなったり。
漂流しているのになんだか悲壮感がないんです。
無人島生活が始まったときに船長が作った決まり事のひとつが
「愉快な生活を心がけること」
ってのがすごくいい。
無人島でなくても普段から愉快な生活を心がけるのは
重要なことだねー。


どっかの島で野宿生活をしたことあるどっかの大学の水泳部の人は
読んでみてください。